「困っている人を助ける」自然な優しさを学んで欲しいなら

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「困っている人を助ける」という行動。

この行動は、親に「子どもに期待することは?」とアンケートをとると

常に、上位にランクインします。

国際比較をしてみると、アメリカやスウェーデンにおいては

堂々の1位なのです。

平成16年度・17年度家庭教育に関する国際比較調査(独)国立女性教育会館

 

どの国においても、

困っている人を助ける子どもに、なって欲しいと思う親は多いようです。

 

気取ることでもなく、構えることでもなく

ふと、考えるよりも先に動いてしまうような・・・

 

そんな自然な行動として、人を助けることができたら

とても素敵だと思いませんか?





では、そんな自然な思いやりは、どのように育まれていくのでしょうか。

「優しさ」を受け取らないで育った子どもは

大人になっても「優しさ」というものを、認識できないそうです。

 

親が子どもに、優しさと思いやりをもって接するのは勿論のこと

絵本などの疑似体験の中からも、伝えていけたらと思います。

 

 

本日おすすめの絵本は、他人を思いやる気持ちが温かいお話です。

主人公は、小さなコマドリロビン

 

クリスマスも間近の寒い冬の季節。

ロビンは、暖かいベストを着てお出かけします。

出先で、寒さに震える動物達に出会ったロビンが、とった行動とは・・・

 

 

ロビンの赤いベスト

これは、クリスマスのおはなしです。

主人公は、コマドリロビン

 

ロビンは、人の手のひらに乗るほど小さく

ほわほわと、可愛らしい小鳥です。

 

その小さな体には

大きな勇気と、限りない優しさを、持ち合わせているのです。

 

クリスマス7日前から、物語はスタートします。

 

 

ロビンは、7枚のベストを持っていました。

 

ベストは、1枚1枚、それぞれ綺麗な色で編まれているものでした。

白や緑、ピンク。ドット柄や、星柄に、ラインが入ったもの。

ロビンは、それらにアイロンをかけて着ていました。

大事に扱っているのでしょう。

 

 

氷が張るほど寒い12月

ロビンが、ベストを着て出かけると

途中、寒さに震えるカエルに出会いました。

 

カエルは、ブルブルふるえています。

ロビンはそんなカエルに、迷わずベストをあげました。

 

「ぼくには まだ 6まい あるもの」

 

ロビンは、そう考えます。

 

 

 

次の日

今度は、ハリネズミに出会いました。

「さむさで からだは こごえるし、

せなかの ハリも つららみたいだ!」

ハリネズミは、そう言います。

 

 

ロビン

ハリネズミにも、自分の着ていたベストを譲ってあげました。

 

 

 

そのまた次の日、出会ったのは寒さに固まるモグラ

 

 

寒さに困っている、誰かと出会う度に

ロビンは、自分の着ていたベストを、着せてあげていったのです。

 

 

 

そこには、迷いなんてありません。

 

「まだ家には、他のベストがある。」

ロビンは、いつも前向きに考えます。

 

 

 

ところが、そのうち

とうとう最後のベストまで、無くなってしまいました。

 

 

しんしんとふける、イブの夜。

 

あまりの寒さに、ロビンの羽は、すっかり、かじかんでしまいました。

 

飛べることも出来ず、

家にも帰ることもできません。

 

 

とうとう、雪の中

ロビンは眠り込んでしまいます。

 

 

ああ、

ロビンは、一体どうなってしまうのでしょう。

 

 

 

自分の寒さもかえりみず、

大事に着ていたベストを、快く皆に譲ってあげていたロビン

 

もし、困っている人を見つけても

自分に何か、負担がかかってしまうことなら

躊躇してしまっても、おかしくありません。

 

 

ですが、ロビンにとっては

目の前にいる、困っている誰かを救うことは、

当然のこと、自然なことなのでしょう。

 

 

ただ素直に、純粋に

何度でも、人助けを続けていたロビン

 

 

見てくれている人は、ちゃんと、見てくれているのです。

 

この後

ロビンに訪れた、クリスマスの奇跡とは?!

 

 

 

自然体で、人を助ける優しさ。

良い行いは、ちゃんと報われる。

そんなことを感じ取れる、何度でも読んであげたい一冊です。

 




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