パパの口癖は、「やばい」でした。
肩が痛くて「やばい」。
子どもが食事をこぼして「やばい」。
夕食が大好物だった時も「やばい」。
良いことも、良くないことも
「やばい」「やばい」「やばい」「やばい」。
最近では、「やばい」も良い意味で、使われることもありますが
「やばい」は、「不都合」「あぶない」「具合が良くない」等の意味も持つため
あまり、使いまわしたくはない言葉です。
「言葉」は通常、他人に向け発していると捉えられがちですが
自分にも向けられているのです。
「言葉は、人格を作る」と、言われます。
言葉の選び方、使い方は、性格や表情に表れていきます。
「やばい」ばかり言っていて
不都合で、あぶなくて、具合が良くない人格になっては困ります。
そして、そんなことばかり引き寄せても、たまったものじゃない。
そこで、
パパは「やばい」と言いたくなった時は
代わりに「最高」ということにしました。
大変な時の「やばい」でも
困った時の「やばい」でも
どんなマイナスの出来事でも
「やばい」と言いたくなったら「最高」と言うのです。
遅刻する ⇒ (やばいと言いたいけど)「最高!」
物をなくした ⇒ (やばいと言いたいけど)「最高!」
携帯を落とした ⇒ (やばいと言いたいけど)「最高!」
実際に使ってみると、なんだか笑えてきたパパ。
大変な出来事も、何でもないように感じてきました。
更に、大変な時にでも「最高」って言えてしまう自分こそ
「最高?!」なんて、ポジティブに思えたのです。
「最高」という言葉を繰り返すことによって
脳は「自分は最高だと考えているんだな」と認知します。
そうすると、周りの物事から
「最高」のものを探すのも、うまくなっていくのです。
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