【読書忘備録】3歳までの子育てに大切なたった5つのこと/佐々木正美|感想・レビュー【前編】

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「人間は、自分の存在の意味や生きる価値を、人間関係のなかに見出し、

実感しながら生きている」

 

この言葉を述べたのはアメリカの精神科医、社会心理学者であハリー・スタック・サリバン氏です。

 

ハリー・スタック・サリバン(アメリカの精神科医)

 

トゥーリ

人間関係が人の幸せに大きく関係するって

ことですよねぇ。

わかるなぁ。

タルヴィッキ

うん、うん。

これって、子どもにとっては

親との人間関係がまず第一になるかもね。

トゥーリ

そうだよね。

ちょっと見直してみないと(^^;;

 

この記事は
「3歳までの子育てに大切なたった5つのこと/佐々木正美」に
書かれたポイントを忘備録として、まとめています。
・子どもが望む育児をしてあげられているか
・子どもが望む育児とは何をしてあげたら良いのか

 


 

育児の基本は「子どもにこたえること」

毎日生活をしていると、慌ただしく駆け抜けるように
時間を過ごしている自分に、気づくことがあります。
そう、どうしても「育児」より「生活」の方を優先してしまうのです。

暮らしていくために、やらなくてはならないことは

次から次へと、沢山あります。

「親」はやることが、いっぱいです。

でも、ふと立ち止まって考えてみたいと思います。

親にとっての理想の育児をしていないか?
子どもが求める「今」を受け止めきれているか?

 

佐々木先生のことば

幼い子どもが親の期待にこたえることなんてありませんよ

幼い子どもは、自分だけでできないことを親に要求する。

その時期の子どもに親が期待を要求しても、うまくいかない。
逆に子どもの心に失望や不全感を残してしまうかも。

 

子どもが望むように育ててあげる、それが育児の基本です

希望が叶った気持ちを蓄えてあげ、親への信頼、

自分は大切にされている、という気持ちを残してあげる。

子どもの心が満たされると、要求は減っていく。(自立)

望みにこたえる方法で重要なのは質。

「いまこの子を幸せにしてあげよう」と心掛ける。
その積み重ねが、子どもの心を育てる。

子どもが望むことを受け止めて、
応えてあげることが大事なんだね。

 

子どもへの応え方

では、子どもへの応え方を
具体的にみていきましょう。

 

1、見守る

いつも気にかけてもらえてると、子どもは安心する。

子どもの心に安心感と社会的な感性が育ちます。

母親をみれば安心できる、そして、なにをすればよいか教えてもらえる。

この経験から、社会的基盤「ソーシャル・リファレンシング」(社会的参照)が

できあがります。人は信じられるものだという思いが、心の基本的なところに生まれるのです。

 反対に放任してしまうと、いたずらをしたり

注意を引こうとする行動をとる。

 

2、微笑み返す

微笑みを分かち合うことで、共感性が育つ。

(フランスの精神科医アンリ・ワロンの研究より)

母親と感情を分かち合える子は、コミュニケーションが上手な子

思いやりのある子になる。

母親自身の楽しい・嬉しい気持ちは、しぐさを付けて表現してあげる。

テレビを一緒に観て笑っても、共感的なやりとりではない。

 

3、泣いたらあやす

泣いてる時は最優先に、あやしてあげる。

「もの」で応えないように。「もの」への要求がエスカレートすることに。

泣いた時にちゃんとかまってあげないと、無力感から諦めの早い人間に。

欲求不満でわがままに。

子どもの期待に応えることで、基本的信頼が生まれる。

研究が明らかにした あやすことの意味

赤ちゃんに、時間を決めて授乳した場合と、深夜であろうが

泣いたときには授乳した場合を、比較した研究があります。

定時授乳のケースでは、数日たつと、

赤ちゃんが空腹でも泣かなくなりました。

一見、忍耐力がついたようですが、その子たちはやがて、

継続的な努力を苦手とする子になっていきました。

その子たちが身につけたのは、忍耐ではなく、あきらめだったのです。

いっぽう、いつでも授乳をしたケースの子たちは、

自主的に努力を続けられる子に育ちました。

赤ちゃんの要求を満たすことには大きな意味があったのです。

 泣いてる子に、テレビをみせて落ち着かせても

それは気が紛れただけ。安心や満足はない。

 

4、できるまで待つ

子どもが意欲をみせた時に手を貸さず、自分でやらせてみると

一生懸命にとりくみ、豊かに学ぶ。

自律性、自主性が伸びていく。

子どもがやろうとしたことを、親の都合で中断してしまうと

意欲が満たされなかった経験が、心に残ってしまう。

「急いで靴をはく」など、自分の能力以上の要求をされると、

子どもは自信や意欲を失っていきます。

 いつも親主体の生活を続けていると、子どもは主体性を失う。

失敗したら励ます。

何回でも同じことを伝える。

子どもが何かできないことがあった時は、見本をみせ

「なにをするか」を伝える。そして子どもがするのを「待つ」。

 

5、いっしょに遊ぶ

子どもは声をかけられるくらいでは、満足しない。

一緒に遊んであげることで、コミュニケーション力が育つ。(友達づくりの土台)

同じ姿勢で遊ぶ。

子どもが望む遊びを、一緒に楽しむ。

十分に見守られて育った子は、夜ぐっすりと眠れます。

トゥーリ

子どもへの応え方が
こう具体的だと、確認しやすいね。

 

「3歳までの子育てに大切なたった5つのこと/佐々木正美」感想・レビュー前編でした。

 

つづきはこちら

 

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