エリック・カールの四部作|光る絵本 ≪さびしがりやのほたる≫

[speech_bubble type=”[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”Bacha.jpg” name=”ばぁば様”] 梅雨の頃になると
ホタルが活動し始めます。
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[speech_bubble type=”[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”ao.jpg” name=”ヴィリヨ”] ほたる!
きれ~ね![/speech_bubble]

[speech_bubble type=”[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”ru.jpg” name=”ツーリッキ”] ホタルは
どうして光るの?[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”Bacha.jpg” name=”ばぁば様”] ホタルが光るのは
仲間に合図を送るためなの。

お尻に発光器というものがあるんだよ。
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ゲンジボタルは、仲間に合図を送るために光ります。

光る間隔や、強さを変えることができ

自分の居場所を仲間に知らせたり、仲間を呼び寄せたり

他には、敵を驚かせたりするのです。

 

[speech_bubble type=”[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”ru.jpg” name=”ツーリッキ”] 仲間と
お話するんだねー[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”Bacha.jpg” name=”ばぁば様”] 仲間がいると
安心するものね。

じゃあ、今日は仲間を探すホタルのお話を
読んであげましょう。

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[speech_bubble type=”[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”ru.jpg” name=”ツーリッキ”] わーい[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”ao.jpg” name=”ヴィリヨ”] ほたる!
やったぁ![/speech_bubble]




さびしがりやのほたる

『はらぺこあおむし』のエリック・カールの絵本。

 

 

絵本紹介

「仲間」をテーマにしたお話です。

エリック・カールの「虫たちのカルテット」四部作目。

 

 

 

おひさまが しずんで、

そらが くらくなったとき、

ちいさな ほたるが いっぴき うまれました。

 

 

 

 

生まれたばかりのほたるは、ひとりぼっち。

仲間を探しに、飛び立ちます。

目印は、おしりのピカピカ光る光です。

あちらこちらに、光を見つけては確認するほたる

 

でも、「光る」ものは、沢山あるようで・・・。

 

 

 

 

 

感想・ネタばれ

ひとりぼっちで生まれて、周りに家族も仲間も居なかったとしたら

寂しく思うのは、当然です。

仲間を探しに、飛び立ったほたる

光を見つけると、仲間ではないか?と、近寄ってみますが

それは家の電球であったり、燃えるろうそくであったり

なかなか、仲間は見当たりません。

 

 

 

 

登場する家族は、みんなで花火を見に行きます。

色鮮やかな光が散らばる花火も、仲間の光ではありません。

 

 

また静かな夜を、ひとりぼっちで飛び続けるほたる

 

最後の最後でようやく、仲間を見つけます。

 

 

くらい よぞらに

ぴかぴか ぴかぴか、

たくさんの ほたるの なかまが

ダンスを していたのです。

 

 

ほたるは、もう ひとりぼっちでは

ありませんでした。

 

 

ラストのページには、しかけがあります。

ホタル達のおしりが光るのです。

部屋を暗くして見ると、ほたるの雰囲気が楽しめることでしょう。

 

 

絵本データ

タイトル さびしがりやのほたる
作者

作:エリック・カール

訳:もりひさし

出版社 偕成社
サイズ 13cm×18cm
ページ数  26ページ
発行日 1998年8月

 




 

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