痛いのは気にしないのが良いと思っていたけど

IloによるPixabayからの画像

いつの間にか秋

朝方寒く感じたので毛布を出した。

急に秋になってちょっとびっくり。

秋は子どもの頃は寂しい感じがして、あまり好きじゃなかったけど、 この頃はけっこう好きな季節になった。

夏が暑過ぎるからかもしれないけど。

私はあまり細かいことを気にしないので、気付かないうちにケガをしていることがよくある。

先日、登山とキャンプに行ったあとに脚が2箇所痛くなった。

そのうちの1つは踵で、下山の時なんかに負担をかけたのかな? なんて思い、放っておいた。

踵の痛み

1週間くらい経って、たまたま踵の痛い部分に体重が乗ったらズキっと響いた。

ふと、なんでこんなに痛いのかと、踵を見てみると、
ちょうど痛いところがイボのように丸いことに気づく。

そして何やら黒いものが見える。

よく分からないけど、この黒いものが原因だろうと思った。

小石でも入っているのかな? その黒いものは角質に覆われてしまっていた。

とりあえず何か確かめようと、ピンセットを使って角質を掘ってみた。
思ったより深い。

5ミリくらい潜っていたかも。

皮膚科とか形成外科に行ってみようかなとも少し思った。

でも、いやこれくらいではとも思った。

休み休み黒いのが直接見えるまで、角質や皮を取り除く。

息子が寄ってきたので、事情を説明する。

キャンプの時から足が痛くて、よく見たら黒いのがあったのと。

息子も見守る中、掘り進める。

ようやく一部分だけ穴が空いた。
直接黒いのが見える。

なんだろう。

これは全体像が見えるまで掘るより、細いピンセットで取れないかな?

工具係のようになっている息子がサッと
先が細いピンセットを持ってきてくれた。

キャンプのお土産?

その穴は踵の硬くて白い角質と違って、皮が剥けた柔い皮膚が見えていたので、
一応ピンセットに消毒液をかけた。

黒いのはすぐ摘んで取れた!

それを見てふたりで「栗だ!」と。

そう、キャンプ場のあちこちに落ちていた栗の棘のようだった。
それこそ5ミリくらいの棘。
刺さって折れたのか。

思い返してみれば、栗が散らばる山の中ビーサンを履いて動いていたりもした。
テントの中との出入りのために。

でも栗の棘ってこんなにガッチリ刺さるのかと思って。

どうりで痛かったわけだ。

キャンプや登山をする上で、子どもたちが安全に過ごせるように
色々考えてきたつもりだったけど
まだまだ甘かったなと。

栗の棘がこんなに皮膚に突き刺さるなんて知らなかった。