娘とメンタルトレーニング

まずはアンガーマネジメントについて学ぶ

病院に通ったり、漢方を飲んでみたりもしてきましたが
もっと具体的に「怒り」について学び直すことにしました。

今回参考にした本はこちら

図解 アンガーマネジメント超入門 「怒り」が消える心のトレーニング33

６年生の娘にはまだ読めない漢字もあるので
基本私が読み進め、娘と内容を見ていくことにしました。

そもそもアンガーマネジメントとは何なのでしょう？

アンガーマネジメントとは、怒り（アンガー）の感情を適切にコントロールし、建設的な形で対処するためのスキルや方法を指します。アメリカで1970年代に始まり、現在ではビジネス、教育、家庭など、さまざまな場面で活用されています。

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アンガーマネジメントの目的

• 怒りを無理に抑え込むのではなく、自分の感情に気づき、適切に表現すること。
• 怒りによる衝動的な行動を抑え、冷静に対処することで、人間関係や生活の質を向上させる。

怒りのメカニズム

怒りは、人間が持つ自然な感情であり、何か不満や不公平、理不尽だと感じたときに生まれます。しかし、放置すると以下のような問題を引き起こす可能性があります：

• 人間関係の悪化
• ストレスや健康問題（高血圧、不眠など）
• 職場や家庭でのトラブル

アンガーマネジメントでは、怒りを「感じるのは自然だが、その対処は自分次第」と考えます。

基本的な方法と考え方

1. 6秒ルール
   怒りのピークは最初の6秒間と言われています。その間に深呼吸や意識的な行動で冷静さを取り戻す。
2. 自分の怒りに気づく
   • 自分がどのような場面で怒りやすいのかを理解する。
   • 「怒りの原因は何か？」を冷静に考える。
3. 適切に表現する
   • 怒りを押し殺すのではなく、相手に伝える場合は「攻撃的」でなく「建設的」に表現する。
   • 例：「どうしても○○が気になります」と感情を説明する。
4. コントロールするテクニック
   • 深呼吸やリラクゼーション法：気持ちを落ち着かせるための方法。
   • ポジティブな思考：自分の中で「まあ仕方ないか」と受け流す力を養う。
   • 視点を変える：相手や状況を違う角度から見て、怒りを緩和する。
5. 怒りの「温度」を知る
   • 怒りを「0（全く怒っていない）～10（激怒）」で表し、客観的に自分の状態を評価する。

効果的なアンガーマネジメントのためのポイント

• 感情日記をつける
  怒りの原因やそのときの自分の行動を書き出し、振り返る。
• トリガー（引き金）を知る
  自分が怒りやすい状況や出来事を事前に把握し、対策を考える。
• 休息やリフレッシュを大切にする
  睡眠不足やストレス過多だと怒りやすくなるため、リフレッシュの時間を意識的に作る。

アンガーマネジメントを学ぶメリット

• 衝動的な行動が減り、冷静に物事を判断できるようになる。
• 人間関係が円滑になる。
• ストレスが軽減され、心身の健康を保てる。

すぐにイライラする夫や娘を見ていて
私が思うことは1番に「大変そう」ということです。

そんなに何でもかんでも目に付くものの負の面ばかり気になって
疲れないのかな？と疑問になります。

心の健康はもちろん、身体の健康にもよくないでしょう。

特に娘はこの先、広い世界に出て行くのに
そんな考えもままやっていけるのかな？と心配です。

本人がもう少し穏やかな心の持ち方ができるように
今後もサポートしていきます。