お人形遊びをした小さい頃。
「この家の中に入ってみたいなぁ♪」などと、思ったことはありませんか?
お人形の家は、小さいながらも本物のような生活用品が整い
カラフルで可愛らしく、夢が広がる空間です。
そんなお人形の家は、飾っているだけでも
気分がウキウキするインテリアになります。
本日は、そんな人形のお家にこっそりと暮らす、ネズミ一家のお話です。
人形の家にすんでいたネズミ一家のおはなし
「くまのパディントン」で知られる、マイケル・ボンドの文章に
エミリー・サットンが絵を添えた作品です。
何度読んでも、すみずみまで楽しめる、英国の香り溢れる絵本。
絵本紹介
ペックさんのネズミ一家は、大きなお屋敷にある人形の家で暮らしていました。
ペックさんには奥さんと、13匹の子ども達がいました。
人形の家は広くて綺麗で、とっても快適な空間でした。
寝心地の良いベッド、子ども達が遊べる部屋、食べ物に溢れる食べ物置き場。
ネズミ一家は、幸せに暮らしていました。
ところが、ある朝
変な、においで皆目が覚めます。
においの正体は、ペンキでした。
どうやら、お屋敷に住む伯爵が家中のリフォームを始めたようです。
人形の家がだんだんと、みすぼらしく見えてくるにつれて
ネズミ達は不安になります。
「この家がなくなってしまったら、どうしよう」と。
ペックさん一家の暮らしは、どうなってしまうのでしょう・・・!!
トゥーリ
幸せな時も、苦しい時も、家族で肩を寄せ合い仲良しな一家。
細やかなイラストが、文章にない物語も語っているようで、
深みのある絵本です。
(@⌒ー⌒@)
絵本データ
タイトル | 人形の家にすんでいたネズミ一家のおはなし |
作者 | 文: マイケル・ボンド 絵: エミリー・サットン 訳: 早川敦子 |
出版社 | 徳間書店 |
サイズ | 30cm |
ページ数 | 32ページ |
発行日 | 2016年11月12日 |
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