夢いっぱいの列車の旅 “せんろはつづく どこまでつづく”

汽車の旅を歌う童謡と言えば、思い浮かぶのは

やはり「線路は続くよどこまでも」ではないでしょうか。

日本語版として訳された歌詞からは、汽車に揺られて夢を追うような

楽しい情景が浮かびます。

 

線路は続くよどこまでも

せんろは つづくよ どこまでも

のをこえ やまこえ たにこえて

はるかな まちまで ぼくたちの

たのしい たびのゆめ つないでる

作詞者:佐木敏(訳詞)
作曲者:アメリカ民謡


本日は、この歌がピッタリの絵本「せんろはつづく どこまでつづく」をご紹介致します。




せんろはつづく どこまでつづく

2巻合わせ累計35万部のヒット絵本シリーズ「せんろはつづく」の第3弾。

 

絵本紹介

運んでいるのは、線路のレール。

さあ、どこまで線路を伸ばそうか!

 

 

せんろを しいて れっしゃは  はしる

かたたん たん

 

子ども達は、蒸気機関車を走らせるために

線路を作っています。

枕木を置いて、レールを引いて、続く、続く、線路。

 

 

あれ?!

別の線路を発見!!

自分達の線路と繋ぐことはできるかな?

 

 

無事、繋ぐことができました。

線路が伸びたよ、さあ進もう!

 

 

すると、今度は新幹線を見つけました!

機関車と新幹線、繋げるかな?

 

 

登場する乗り物は、蒸気機関車、新幹線、貨物列車

ディーゼル機関車、ブルートレイン。

次々と繋がる列車たち。

 

スピードなら任せて新幹線。

貨物列車は荷物持ち。

急な坂道は力持ちのディーゼル機関車。

ゆっくり休むためには、やっぱりブルートレイン。

それぞれの得意な走りで、進む、進む列車達。

 

窓から見えるパノラマは、息を飲むほどの美しさ。

夕日を浴びて、星空を超えて、朝日の昇る海辺を渡り

子ども達の夢を乗せて、どこまでも、どこまでも走ろう。

 

大自然の中を駆けていく列車と、子ども達のイラストがとても鮮やかで綺麗です。

次々と仲間が増えるように、万能な列車が繋がり

好きな場所に乗れるところや、線路も自由自在に作ってしまうところ

ワクワクと夢がいっぱいの、一冊です。

 

 

絵本データ

タイトル せんろはつづく どこまでつづく
作者 鈴木まもる 文・絵
出版社 金の星社
サイズ 23.6×24.5cm
ページ数  32ページ
発行日 2011年8月

 




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