てるてるぼうずと冒険 ≪わんぱくだんのてるてるぼうず≫

遠足やお出かけなど、外で思いっきり楽しみたい時には

やはり、晴天に恵まれたいもの。

そんな時「晴れ」を願って作るてるてるぼうずは、楽しい工作にもなります。

 

照る照る坊主(てるてるぼうず)は、日本風習の一つである。
翌日の晴天を願い、白い布や紙で作った人形を軒先に吊るすもので、「照る照る法師」、「照れ照れ坊主」、「日和坊主(ひよりぼうず)」など地域によって様々な呼称がある。

参照:wikipedia

 

簡単に作りたいなら、やはりティッシュペーパーで作るてるてるぼうずが手っ取り早いですが

色々と工夫された、おしゃれなてるてるぼうずも沢山あります。

その中から、参考にしたいてるてるぼうずのデザインをいくつかご紹介!

 

こちらはビニール袋と花紙で作った、スケルトンなてるてるぼうず。

からだの部分のドット柄は、丸シールのようです。

工作の作業が色々あって、作るのも楽しめそうです!

参照:https://hoiclue.jp/800005529.html

 

こちらは布で作られたてるてるぼうず。

しっかりと丈夫そうで、マスコットとして持ち歩くのも良いかも!

参照:http://www.world-5.com/5277.html

 

最後は、カラフルにデコられたファンシーなてるてるぼうず。

リボンやビーズなど、女の子がときめくアイテムも満載♪

参照:https://atelier.woman.excite.co.jp/creation/2127.html

[speech_bubble type=”[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”ru.jpg” name=”ツーリッキ”]わたしは、ハートとリボンを付けてあげよう~!

わあ、ばあば様の上手!![/speech_bubble]

[speech_bubble type=”[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”Bacha.jpg” name=”ばぁば様”] ほほほ。
[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”sasuke .jpg” name=”ウッコ”] 特大のを作ろうぜ!

ヴィリヨっち![/speech_bubble]

[speech_bubble type=”[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”ao.jpg” name=”ヴィリヨ”]ん!(おう!)[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”ru.jpg” name=”ツーリッキ”]みんなで作ると
楽しいねぇ♬[/speech_bubble]

 

 

さて、今回はそんなてるてるぼうずが動き出すファンタジー!

仲良し3人組のお話です。




わんぱくだんのてるてるぼうず

わんぱくだんシリーズの絵本。

 

絵本紹介

 

ひとりだったら、けん・ひろし・くみ。

さんにん あつまれば、わんぱくだん。

わんぱくだんの いく ところ

いつも ふしぎな ことばかり。

ほら、きょうも あめだけど・・・。

 

 

 

明日は遠足だというのに、何日も雨が降り続いています。

けん、ひろし、くみ、ひろしの家に集まっていましたが、退屈で仕方がありません。

そんな時、くみがこんな提案をしました。

 

「てるてるぼうずを つくりましょ!」

 

 

 

それぞれ、自分にそっくりのてるてるぼうずを作り始めました。

てるてるケンちゃん、てるてるヒロシくん、てるてるクミちゃん

 

「てるてるわんぱくだんだあ!」

 

と3人が喜んだ、その時!

 

 

 

突然、大きな雷が

ドドドドーン!

 

驚いた3人は思わず目をつぶりました。

 

目を開けてみると、そこには・・・。

 

 

 

感想・ネタばれ

目を開けた3人が目にしたものは、元気に動く

てるてるケンちゃんに、てるてるヒロシくん、そしててるてるクミちゃん

 

てるてるわんぱくだんの3ぼうずは、この降り続く雨の原因は

泣き虫のふるふるぼうずの仕業だと、言います。

 

そして、ふるふるぼうずを何とかする為に

3人の力を貸してほしい、と。

 

 

「まかせて!」と張り切る3人を連れて、てるてるわんぱくだん

空を上っていきました。

高く高く上ると、雨雲の上にいる大勢のふるふるぼうずを発見。

 

ふるふるぼうずは、泣いて泣いて、泣いて泣いて

雨を降らせ続けます。

 

3人がよくよく、話を聞いてみると

実は、ふるふるぼうずは、元々てるてるぼうずだったことが分かりました。

捨てられて、忘れられて、汚くなって、ふるふるぼうず化してしまったのだそう。

 

それを聞いた3人は、雲の上にお風呂を作り、ふるふるぼうず

てるてるぼうずへと戻してあげました。

そのおかげで、ほら、雨もようやく上がったようですよ。

 

 

自分たちが作った、てるてるぼうずが動きだし

空の上まで冒険するという、わくわくするお話です。

問題を冷静に見極め、人助けの心を発揮する3人。

途中、スリルのある場面もあり、見ていて飽きることなく楽しめる作品だと思います。

 

 

絵本データ

タイトル わんぱくだんのてるてるぼうず
作者 作/ゆきのゆみこ・上野与志 絵/末崎茂樹
出版社 ひさかたチャイルド
サイズ 25×22cm
ページ数  32ページ
発行日 2016/4/11

 




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