雨かぁ・・・。
やっぱり、私の長靴もあった方がいいなぁ。
見て!オレのサンダル♪
!!
それサンダルなの?!
めでたい感じで、赤にしとく?
いや・・・私は・・・
コッソリこちらを!
☟☟☟
・・・さ!
気を取り直して
本日は
雨粒からの語りを、詩にしたような
優しい絵本の紹介です。
あめ ぽぽぽ
(はじめてであうえほんシリーズ)
ある雨の日、ぼくはママといっしょに公園に出かけます。
ぽぽぽ、さあさあ、ぴとぴと、じゃくじゃく、きらきら…など、歌人・東直子がつむぐ、リズミカルに光る言葉の数々。
子どもも大人も心地よくなる、雨粒が語りかけてくる絵本です。
画は世界的に活躍中のイラストレーター、木内達郎。
本作品のイラストは、アメリカ・Society of Illustrators2009年書籍部門で銀賞を受賞しました。
参照:くもん出版
絵本紹介
淡い虹色の雨粒くん。
いつも空から落ちてくるのは、君たちなんだね。
色んな音がする。
ぴと ぴと・・・さあ さあ・・・ぽ ぽ ぽ・・・
さあ、雨粒達のコーラスに耳を傾けてみませんか?
ぴと ぴと ぽとん
あ あめ ふってきた
ぴと ぴと ぴと ぴと
すい すい すい すい
ママの スリッパの あしおと
おでかけ しようか
「僕」は、レインコートを着て、ママと外に出かけました。
雨が降っています。
冷たい雨が、さあさあと。
カサに雨が当たり、跳ねる。
地面が光り、水たまりができる。
静かに、そして軽やかに雨の風景が、続いていきます。
感想・ネタばれ
親しみを覚える、顔のついた虹色の雨粒たち。
見上げた空から降り注ぐ姿は、満点の星空のよう。
雨の降る様子、歩く姿、光が輝く景色などが
綺麗な音色として響きます。
普段は、何かと不便に感じる雨の日ですが
こんな雨の中なら、お出かけも楽しそう。
「雨粒」は、こんなにも沢山の表情を持っているのですね。
「雨」そして「自然」を見つめなおす心を、教わったような気がします。
絵本データ
タイトル | あめ ぽぽぽ (はじめてであうえほんシリーズ) |
作者 |
さく:ひがしなおこ え:きうちたつろう |
出版社 | くもん出版 |
サイズ | 縦18.8×横18.8×厚さ1.0cm |
ページ数 | 24ページ |
発行日 | 2009年 05月 |
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