とことこと、歩き始める1歳前後の子には
硬い厚紙で出来た、シンプルな赤ちゃん絵本から、ちょっと進んで
こんな絵本は、いかがでしょう。
とことこ絵本を紹介します。
とことこ歩きはじめた子どもたちに。絵本の入り口にぴったり!
あかちゃんの言葉は、ふしぎな言葉。まるで命の音楽のよう。
「まんまん ぱっ!」「ぱいぱい ぐる〜ん」「ころころころころ ぽぽぽぽぽん!」
赤ちゃんの発音しやすい音とともに、カラフルで抽象的な絵があかちゃんの興味を誘います。
参照:童心社
「なーんだなんだ」歌のような言葉とともに、ゆっくりパンダがでてきます。
ゆったりしたリズムがここちよい1冊。
参照:童心社
しっぽのあるバス停に……チューチュー ねずみさんのバスがやってきました!
お耳のあるバス停は? たてがみのあるバス停は?
あかちゃんがだいすきなのりもの、どうぶつが大集合!
参照:童心社
興味を示しそうな絵本は
まだまだあります!
本日は、とことこ絵本の中から
「花火」を題材にしたこちらをどうぞ!
はなび ドーン
とことこ歩きはじめた、子どもたちにぴったりの、とことこえほん。
絵本紹介
夜空にうかびあがる、色鮮やかな花火。
小さいの、大きいの、赤いの、黄色いの、まるいの、星形の…。
「ドーン」など様々な音といっしょにはじける花火に、心も明るくなります。
色、音、形が楽しいあかちゃん絵本。
参照:https://www.doshinsha.co.jp/search/info.php?isbn=9784494001774
感想・ネタばれ
シンプルに「花火」を楽しむ絵本です。
暗い夜空に光る、色鮮やかな大輪の花。
あの「花火」を見上げた時の感動は、長い文章がなくても十分。
登場人物もなく、ストーリーがあるわけでもない
ただ花火の効果音と、打ちあがる様子が繰り返されるだけの絵本ですが
小さな子の心をぎゅっ♡と、掴んでくれます。
美しいイラストは、部屋のインテリアとしても飾りたくなるほど。
おもしろい∩(´∀`)∩
シューッ
「シュー」「シュー」というシンプルな表現は
小さな子どもに分かりやすく、そして言いやすい。
ついつい、「シュー」と言ってしまうことでしょう。
飛び上がる花火の玉は、次の展開を期待させます。
ドーン
夜空に打ちあがった花火は、この上なくきらびやか。
知っている形も、ほら、ちらほら混ざっていませんか?
「花火って綺麗だね」
「花火って楽しいね」
そんな印象を与えてくれます。
花火を見に行く前に読んでも、見てきた想い出に振り返って読んでも
「花火」を楽しみたい時に、いかがでしょう。
絵本データ
タイトル | はなび ドーン (とことこえほん) |
作者 | カズコ G・ストーン |
出版社 | 童心社 |
サイズ | B5変型判/サイズ:21×18.7cm |
ページ数 | 24ページ |
発行日 | 2012年6月20日 |
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