「干すとどうなるの?」食材を干す不思議にせまる写真絵本【干したから・・・】

ばぁば様
秋の食べ物は

干しても、美味しいものが沢山あるね。
(◍•ᴗ•◍)

ウッコ
はいはーい!

オレ、わかる!

干し柿・・干し芋・・イモ・・
焼き芋・・焼肉・・

ツーリッキ
焼肉~?!
ヾ(≧∀≦ )ブハハッ!!
ヴィリヨ
キャハハハハッ!!(≧▽≦)彡☆バンバン

(☝ 何が面白いか、わからないけど
雰囲気で笑う)
ばぁば様
ほほほほ (*´∀`*)

食材を”干す”という手法は
色んな国で、使われているんだよ。

ツーリッキ
色んな国で?
ばぁば様
そうだよ。

一緒にみてみようね(*^-^)




干したから…

ふしぎびっくり写真えほん

全国学校図書館協議会選定図書
第63回青少年読書感想文全国コンクール課題図書
第22回日本絵本賞受賞

私たちの食卓には干した食べものがいっぱい!
「どうして干すの?」「干すとどうなるの?」食卓のなかにひそむふしぎに迫ります!

フレーベル館/書籍詳細より

 

絵本紹介

 

さて、問題です。

これ、なーんだ?

ウッコ
梅干し!
ツーリッキ
えーと・・

噛んだガム??

 

 

ばぁば様
 ほほほほ。
これはね、トマトだよ。
(*´▽`*)

 

太陽の下に干したトマトは、小さくしわしわになりました。

 

 

れんこんも、りんごも、しいたけ

小松菜も、ぶどうも、大根も、干すとこんな風に

みんなしわしわになる。

ツーリッキ
もっと、色んな国の

干しものを、見てみよー!!

 

 

感想・ネタばれ

 

世界各地では、びっくりする ”干しもの” が

いっぱいある。

日本でもよく見かける、魚の干物の他に

たとえばラオスでは、カエルやネズミ、コウモリなども!

ウッコ
(╬⊙д⊙)マジかっ!

ヴィリヨ
えぇぇぇ~!!ヽ(゚Д゚;)ノ!!

 

 

 

世界じゅうでいろいろなものが干されて、

食べられている。

 

でも、どうして干すのだろう?

 

 

干すと、食べ物は硬く、軽くなる。

なぜなら、水分が抜けるから。

ばぁば様
 干して水分を抜くと、
食べ物は、腐りにくくなるんだよ。

 

 

日本のかつおぶしもそう。

干すと木のように、硬くなる。

 

 

 

そして、別の新しい味になる。

 

干したから、味もかわった。

ちがうおいしさが生まれたんだ。

 

 

私たちの食卓には、干したものが

たくさん並んでいる。

干せば、保存がしやすくなる。

年に1回しか収穫できなくても、冷蔵庫や電気がない国の暮らしでも。

 

漁や作物が豊作だった時にも

腐らせずに、長く食べれる工夫、それが ”干す” ということだった。

 

私たちの身近にある、干したもの。

それは自然のめぐみと 人の工夫のけっしょう。

野菜や魚、肉となる動物などのそざい。

太陽の光。

風。

そして人の手。知恵。

 

そうしたものを、私たちは食べている。

ウッコ
オレ、なんだか泣けてきた・・

( iдi ) ハウー

ばぁば様
感謝だねぇ(⌒‐⌒)

 

 

ツーリッキ
他には

野菜の干し方も、載っているので

ぜひ、挑戦してみよう!

 

「あとがき」には、サハラ砂漠や、モンゴルなどで出会った

食材の工夫も書かれています。

 

人の知恵の素晴らしさ、大自然の恵みを、改めて考えさせられます。

普段、何気なく食べている「お米」も干したもの。

毎日の「食べ物」に、更に感謝の気持ちが芽生える本です。

ヴィリヨ
ありあと~(=^^=) 
(ありがとう)

 

絵本データ

タイトル 干したから…
作者 森枝卓士/文、写真
出版社 フレーベル館
サイズ 22×27cm
ページ数  34ページ
発行日 2016年3月




 

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