ホタル観賞会の電灯飾りです。
梅雨空が続く2019年の夏ですが、無事ホタルを見ることができたので
体験レポを送らせていただきます(*^▽^*)
市川市動植物園ホタル観賞会
毎年7月下旬から8月上旬、市川市動植物園の隣りにある大町公園自然観察園では
野生のヘイケボタルを見ることができます。
ホタルが見られたのは、下記地図の赤丸のあたりです。
出典:市川市動植物園
動物園入口の脇から行くと、子どもと歩いて7~8分程でしょうか。
途中までは、所々に電灯があります。
月明りのおかげか、うっすらと明るい夜でした。
7/20から始まっている鑑賞会ですが、雨が降っていたり
肌寒かったりの日が続いていたので、「もわっと暑い今夜こそ!」と
思い立って行ってみたわけです。
入園は午後8時まで
到着したのは、午後7時半頃。
駐車場に停まっていた車は、20台ほどでしょうか。
駐車料金は、鑑賞会期間は16時以降300円だそうです。
ホタルが見れる場所までは、駐車場からですと
子どもの足で10分くらいかかると思います。
電灯や案内係りの人を頼りに、暗い林の中を進んで行きます。
ホタル
動物園脇から行くと、自然観察園の一番奥の方まで進みます。
湧き水がつくり出す湿地まで来ると、1匹2匹とホタルが飛んでいました!!
ここで見られるのはヘイケボタルなので、ゲンジボタルと比べると
やはり少し小さい印象で、光もほのかな感じでした。
主に柵の向こう側の草の周りを飛んでいましたが、たまに頭の上を飛んでくれる活発なホタルも。
全体で見ると、光っていたのは20~30匹くらいでしょうか。
動物園の方の話ですと
10匹くらいが密集して一気に光り飛ぶ瞬間は、見応えがあるとか。
ホタル時間とは
「ホタル時間」というものを聞いたことは、ありますか?
ホタルって、実は飛ぶことがあまり得意ではないようで、特に光って飛ぶピーク時間というものがあります。
それをホタル時間と言い、一晩のピークは3回。
23時頃。
夜中の1時頃から2時頃。
今回の鑑賞会でも、7時半前に見学を終えた方達は
「あまり見れなかった」と言っていたようです。
ホタルが見えにくい日
ホタルが見えにくい日というのがあります。
それは
・風がある日
・気温が低い日
・雨の日
・満月の日
なのでホタルを見に行くなら、
月明りの少ないもわっとした日の7時半頃からを目指すと良いでしょう。
鑑賞会に来ていた方達は
あまり長居する方もおらず、入れ違いで出入りがあるので
そこまで混み合ってはいませんでした。
ベビーカーの方も居たので、ベビーカーでも現地まで行けると思います。
足元を軽く光らせる懐中電灯を持参している方もいました。
歩道がずっと続いていて、草をかき分けるような場所はないので
半袖でも問題はありませんでした。
特に蚊には刺されませんでしたが、虫よけはした方が良いかもしれません。
市川市動植物園ホタル観賞会詳細
日時
2019年7月20日(土)から8月4日(日)
時間
夕方暗くなる頃から午後8時30分まで
(入園できるのは午後8時まで)
料金
無料
駐車場
市川市動植物園入口脇の民間駐車場
※観賞会期間中は、午後4時以降に入場の場合は、通常1台500円の普通車駐車料金が300円になります。
アクセス
・JR北総線「大町駅」から徒歩3分
・JR武蔵野線「市川大野駅」より、京成バス[本32,本33系統]「大町駅」行きを利用し、
大町(自然公園入口)下車、徒歩10分。
ホタルを見るときの注意点
- 懐中電灯でホタルを照らさないでください。ホタルが光らなくなります。
- 身に着ける「光り物」も同様にご遠慮ください。
- 懐中電灯を人に向けるのも迷惑な行為となりますのでおやめください。
- 三脚の使用は通行の妨げになりますのでおやめください。
- 自然観察園内での動植物の採集は一切禁止です。
- 遊歩道は狭いので十分に気をつけてください。
- 飲酒または飲酒しての歩行は危険を伴うためご遠慮ください。
公式サイト
http://www.city.ichikawa.lg.jp/zoo/0690.html
このような感じの鑑賞会でしたが
野生のホタルが見られるのは、とても貴重で嬉しいことですね。
美しい自然を残してあげたい気持ちでいっぱいです。