お子さんは、自分のことが大好きですか?
こういった気持ちを「自己肯定感」と言いますが
「親」の立場の場合、自分の自己肯定感だけではなく、我が子の自己肯定感にも
意識をしてあげたいところです。
・・・が、そうは言っても、自己肯定感とは
どうやったら、高められるのでしょう?
そもそも、その前に「自己肯定感」を高めてあげる必要はあるのか?
そこから「?( ̄ー ̄?)」とも感じます。
私は今では、育児に 多少は 頭を使うようになりましたが、初めての子育ての時は
健康面ばかりに気をとられ、精神面や能力面のことなど
何も考えずに過ごしていました。(笑)
しかし今振り返ってみると、なんて子ども達にもったいないことをしていたのだろう
と気づいたのです。
子どもは、たくさんの可能性を持っています。
そして、人生を楽しむための準備も万端なのです。
その一番のカギを握っているのは、やはり「お母さん」だと私は思います。
そこで今回は、子どもの自己肯定感を育むための3つの方法を紹介致します。
頭に入れておくと、子育てが今よりまた楽しくなるかも・・・?
自己肯定感を育むための3つの方法
①共感
まず何よりも、子どもの気持ちに「共感」をしてあげることです。
楽しそうに、幼稚園でのことを教えてくれたなら、「楽しかったんだね。」
大好きなおもちゃが、壊れて泣いていたとしたら、「悲しいね。」などと。
しかし、こういった気持ちは、理解してあげやすくても
ちょっと悩んでしまうのは、わがままを言ったり、駄々をこねた時。
急いでる時など、本当に困ってしまいますね。
でも、子どもには子どもの分かってほしい気持ちがあるのです。
それが何かを察知して、一旦その気持ちに共感してあげましょう。
子どもは、自分の甘えたい気持ちや、グズグズとしたマイナス感情を受け止めてもらうと
「どんな自分も受け入れてもらえる」と、安心ができるのです。
「共感」を示してあげる具体的な行動としては、以下のようなものもご参考に!
・泣いてる時は抱きしめて「よしよし」してあげる
・子どもの気持ちを言葉にしてあげる
・子どもがスキンシップを求める時は、とことん応えてあげる
②時間を共有する
子どもと共有する時間で、一番大切にできたら良いのが「会話」。
子どもが、何か話したいことがある時は、目をみてしっかりと話を聞いてあげましょう。
人は誰でも「自己の重要感」というものを持っています。
他人に認められたい、存在価値を見出したい、というものです。
話をしっかりと聞いてあげるという行動は、この重要感を満たしてあげることができます。
特に大好きなお母さんが、自分の話に耳を傾けてくれることは
何よりもの安心感になるでしょう。
そんな「会話」を生活の中で楽しむとしたら、うまく使いたいのが「食事時間」です。
家族の健康のために、用意した食事を囲んで、みんなで会話を楽しんでみましょう。
自分の声を受け止めてくれるという満足感、人の話に耳を傾ける注意力、
会話のキャッチボールという社会性など、副産物はいくらでもあります。
さらに、子どもの話をうまく引き出してあげると、子どもの読解力を育てることにも繋がります。
他には、一緒に遊んであげる時間も、子どもにとっては楽しいもの。
特に、親子で身体を使った遊びは、大脳の発達を促し、子どもの運動神経を伸ばすお手伝いにもなります。
親子の信頼関係を深めるにも、もってこいです。
③「大好き」を伝える
大人同士でも、言葉で伝えあわないと分からないことは、沢山あります。
それは子どもだって、親子だって同じです。
「生まれてきてくれて、ありがとう!」
「いつも一緒に居れて、ママは幸せだよ!」
「やっぱり、あなたって最高ね!」
「あなたのことを信じているよ!」
「ママはいつでも味方だよ!」
今さら・・・なんて思わずに、出会えた喜び、子どもにもらえる幸せ、
子どもの素晴らしさを、声に出して伝えてみてください(*^o^*)
その言葉は、すべて子どもの自信に繋がります。
思った以上に、子どもの反応が良くて笑ってしまうかもしれません。
さいごに
つまりは、大好きなママに、丸ごと愛してもらえること
これこそ、何よりの安心感だと思いませんか。
誰かが自分を認めてくれることで、自分も「自分を肯定できる気持ち」が育ちます。
誰かが自分を大切にしてくれるから、自分も「自分を大切に」したくなってきます。
「なんて自分って素敵なんだろう!」
自分に満足できて、何事も前向きに乗り越えていける人生と、そうでない人生。
どちらの方が人生に幸せを見出せるか・・・。
これが、子どもに自己肯定感を育ててあげたい理由です。
もしも、子どもが今はまだ「自分を大切にすること」が分かっていないようでも
そばに寄り添って、お互いに愛情を感じながら、気持ちを深めていくのも良いかもしれません。