ばぁば様
こんにちは。
今回ご紹介するのは
やまんばの子ども「まゆ」の絵本です。
((@^ェ^@))
「やまんば」と聞くと、少しこわい印象を持つかもしれませんね。
「やまんば」とは奥山に棲む日本の妖怪とされています。
鬼婆(おにばば)、鬼女(きじょ)とも言われ
老婆の姿などで昔話に登場します。
「まゆ」と、その家族は穏やかな優しいやまんばなので
安心して読めますよ。(=^_^=)
まゆとりゅう―やまんばのむすめ まゆのおはなし
あらすじ
山にはまだ雪がたっぷりと残っている春の朝。
今日はお客様がやってくるので、「まゆ」はお母さんとお出迎えの準備。
お客様としてやってきたのは、本物の「龍」でした。
ネタバレ
「まゆ」は本物の龍を見たのは初めて。
大きな「龍」にすっかり驚いていると
おや、子どもの「龍」もやってきました。
「龍」たちに飲み物を与えると、お母さんは「しごとにでかけよう」と言いました。
「まゆ」とお母さんは、それぞれ「龍」に乗って空高く舞い上がります。
そして「龍」と共に山の雪を溶かす雨を降らせたのです。
「まゆ」は家に戻ると「また来年、待っているからね」と
「龍」に挨拶をして見送りました。
絵本データ
タイトル | まゆとりゅう―やまんばのむすめ まゆのおはなし |
作者 | 富安 陽子 (著), 降矢 なな (イラスト) |
出版社 | 福音館書店 |
サイズ | 27×20cm |
ページ数 | 32ページ |
発行日 | 2008年02月15日 |