「ほめる」とは、子どもを評価することではありません。
子どものがんばり、成長を見つけて、その喜びを伝えていくことです。
「叱る」とは、子どもに腹を立てることではありません。
子どもが、自分も他人も大切にできるように、1つづつ教えていくことです。
参照:子育てハッピーアドバイス大好きが伝わるほめ方叱り方/明橋大二
子育ての中で必要になる「ほめる」「叱る」。
この2つは、「自己肯定感を高める」ように行うことが良いそうです。
自己肯定感とは
「自分は大切な存在だ」「自分は必要な人間だ」という気持ちのこと。
自己肯定感が高いと、人生に幸せを感じることができます。
自己肯定感が高い人と低い人の違い
高い | 低い | |
失敗した時 | 自分の存在を否定することなく 前向きに次の機会への努力ができる | やっぱり自分はダメなんだ 存在価値がないんだと自己否定する |
怒られた時 | 自分のために叱ってくれたんだと 意見を素直に歓迎する | 自己否定や拒否などをし 注意がちゃんと入らない |
褒められた時 | 素直に喜び相手に感謝する | 疑いや不安を抱き 素直に喜ばない |
自己肯定感が高いと、自分のことを大切にできるんですね。
自己肯定感は、すべての土台と言えるでしょう。
「叱り方」のポイントとしては、
感情的にはならずに ちゃんと理由を説明してあげる、ことだそうです。
我が家には、車通りの多い狭い道でも、
ひとりで突っ走る2歳児がいます。
いつも手を繋ごうにも嫌がり振り切って、駆け出していくのです。
ある日、まだ2歳半の子に説明しても分かるのやら?と思いながら
試しに、こう話してみました。
「ここは車が多くて、危ない道でしょう?
もし、あなたがケガしたら、ママ悲しいから、手を繋いでくれる?」
すると 「良いよ!」 と、すんなりと手を繋いで、歩いてくれたのです!
Σ(゚д゚;)
こんな小さくても、ちゃんと伝わるものなのだと、そりゃぁ感心致しました。
それから、なるべく「自己肯定感」というものを念頭に置き
何かあると「どうして欲しいのだろう?」と、考えるようにしました。
「どうして欲しいのだろう?」と考えると、
共感や傾聴、理解がしてあげやすいからです。
「自己肯定感」は、子どもだけではなく 大人にとっても大切な気持ちで、
必要とするものです。
好きな人には、 「自分の良いところも、悪いところも、まるごと全部受け止めてほしい!」
と思いませんか?
(私はそう主人に押し付けてます(笑)
何もかも受け止めてもらえると、自己肯定感が高まるからなのです。