子どもが読書で得られる効果とは|本好きになる方法は?子どもと楽しむ読書習慣

「読書」は人生を有意義に過ごすために

子どもに是非とも身につけて欲しい習慣の一つですよね。

「言葉」が綴られた本の中には

好奇心をそそる未知の世界や、人生の英知が

ぎっしりと詰まっています。

「言葉」や「知識」を身につけたり

心と身体をリフレッシュさせたりと

読書のメリットは幾つもあります。

今回は子どもが読書で得られる効果

読書好きになるにはどうしたら良いか

体験談をもとにまとめてみました。

管理人

何かの参考になれば幸いです(^ ^)

 



 

読書で得られる効果とは

トゥーリ

子どもが読書で得られる効果として、よく挙げられるのが

集中力、忍耐力、表現力などの向上や

語彙力、読解力なども高まると言われています。

 

集中力・忍耐力が養われる

本を「読む」ということは、ひとつひとつの文字を目で追いながら

頭の中で理解していくという作業が必要です。

頭を回転させずとも映像が入ってくるテレビとは違い

自発的に頭を働かせなくてはなりません。

慣れないと、少し面倒に感じるかもしれないこの行動が

集中力・忍耐力に繋がるそうなのです。

私は逆にテレビの方が苦手です。

観る人のペースなどお構いなしに、次々と映像が展開するので

無理矢理、情報を押し込まれている感覚になるからです。

本の自分の好きなように読める楽しさを知ったら

こっちのもの♪かもしれません。

 

 

言葉を学ぶ・読解力がつく

新しい言葉を学ぶ機会にも読書は最適です。

単語の意味や使い方だけではなく

綺麗な日本語の表現をした本なら尚更、

言葉遣いまで丁寧になるかもしれません。

 

子どもにとっては、まだ習わない「漢字」との出会いも

沢山あります。

我が家の娘は、漢字が得意ではないのですが

本が好きなので「もっと難しい本も読めるように」と

漢字の練習にも意欲を見せています。笑

管理人

読んだ話の感想を聞くと、理解した内容と共に

想像した内容も話してくれることがあるので

読解力・想像力の部分でも良い効果が現れている気がします。

 

 

 

知識が増える

専門的な知識はもちろん、なかなか日常では出会えない体験なども

読書を通して知ることができます。

行ったことのない土地のこと、実際には見たことのない職場風景など

写真や文章などで十分感じ取ることができ、

それに伴って新しい知識が入ってきます。

伝記などから憧れの人物を知ることもあり、生き方や考え方の勉強にもなります。

 

 

 

気持ちの安定・ストレスの発散になる

無心で何かに集中した後、気持ちがリフレッシュしたなぁ!と思うことはありませんか?

読書量が多いと心が落ち着く傾向があるそうです。

読書をしてふっと気持ちがトリップし、新しい世界に入り込む。

そして清々しい気分になったり、やる気が湧いてきたり

良い方向で気持ちを切り替えることができるのも良書ならでは。

読書をして気持ちが落ち着くというのも分かる気がしますね。

 

トゥーリ

他にも読書から得られると言われているものには

「コミュニケーション力」や「自己肯定感」もあります。

 

 

 

子どもが読書好きになるには

では、そんなメリット満載の「読書」が好きになるには

どうしたら良いのでしょう。

よく言われるヒントとしては以下のようなことが挙げられます。

 

読み聞かせをする

身近なところにいつも本を置く

親が読む姿を見せる

 

 

どれも効果的な方法に思えますね。

ちなみに我が家の子どもたちは、今のところ本が大好きです。

特に小学校3年生の娘は、気がつけば本を読んでいるくらいの本の虫です。

そこで参考までに、我が家でやってみて

「これが本好きに繋がったかも?!」と思えることを紹介いたします。

 

 

図書館に通う

我が家では娘が0歳の時から図書館に通っています。

生後3〜4ヶ月くらいの頃からだったと思います。

ペースは1ヶ月に2〜3回くらい。

子ども用の本は、子ども自身が選ぶものと

私が読んであげたいものを毎回選びます。

3冊くらいだけ借りる時もあれば、20冊以上借りる日もあります。

(忙しい日が続くと、借りたもの全て読めないまま返してしまうこともあります笑)

 

 

 

本屋にもよく行く

時間が空いた時にまず行くのは本屋です。

家族全員が本屋大好きです。

毎回何かを買うわけではありませんが

どんな新刊が並んでいるのか、

何か気になる本はないか、

ゆっくり読みたい本はないか、など考えながら見て回ります。

本屋は楽しいと思って欲しいので、子どもには好きなコーナーに行かせます。

そこで面白いものを見つけたり、楽しい体験が残ると

また次も来たいという気持ちになってくれます。

 

 

 

「◯◯月の本」として毎月本を買う

毎月届く定期購入のものって、楽しみになりませんか?

我が家では定期購読というか、月に1冊以上は

本を買うことを習慣にしています。

そうすると「1月の本はこれが良い!」などと

本を買うことを楽しみにしてくれます。

何冊も読む中で、「手元に置いておきたい本はこれ!」

と、お気に入りの本も見つけるようです。

そしてコレクションが増えるように、喜んで大事にしてくれています。

良い本を見つけた時は、何もなくてもプレゼントしたりするのですが

「◯月の本」という定期購入は楽しいようです。

 

 

 

読み聞かせ

寝る前の読み聞かせはもちろんですが

時間を見つけたら読み聞かせをします。

何をしようか迷った時に、本を手に取って欲しいからです。

読む本は特に決まってはいません。

遊ぶ本を読むこともあれば、赤ちゃん用の本を読むこともあります。

読み終わった後に、感想を話し合うこともありますが

ほとんどは勝手に感想を教えてくれます。

「読み聞かせより、自分で読んだ方が良い」と思うまで

聞いてくれるなら、読み聞かせをしてあげようと思っています。

読み聞かせが苦手な子もいるので、聞いてくれるだけでも

本好きの第一歩♪

 

 

 

全ての部屋に本棚を置く

家の中の片付けとして考えると、同じ場所にまとめてしまいたいところですが

本棚は全ての部屋に置くのがおすすめです。

我が家では、大きさや形も様々で、マガジンラックみたいなものや

背の高いもの、子ども机にも本棚があります。

目に付くところにあると、手に取りやすいように思います。

出かける時も私は常に、何冊か持ち歩いているのですが

いつの間にか、子ども達もそうするようになりました。

さすがに登山に持って行くのに、大きい図鑑は止めますが・・笑

 

 

 

さいごに:子どもと読書習慣を楽しむには

読書で得られる効果と、子どもが読書好きになる方法を

まとめてみました。

読書で得られるメリットは子どもだけではなく

大人になってからも伸ばしたい事ばかりですね。

 

ポイントは、小さな頃から本と触れ合う機会を持つ。

「本って楽しい♪」という体験を積み重ねることかなと思います。

読み聞かせをして親子で笑ったり、図書館や本屋で楽しく過ごしたり

まずは、本から連想する感情がプラスのことばかりになるように

してあげると良いと思います。