住宅購入で成功する人、大失敗する人【読書備忘録1】

住宅購入で成功する人、大失敗する人 元大手不動産トップ営業マンの「不動産芸人」だけが知っている

この本は吉本のお笑い芸人「ぺんとはうす・世良光治」さんが書いた本です。
私はお笑いに詳しくないので
この方のことは存じ上げませんが
住友不動産販売で営業1位だった方だそう。

今も芸人業の傍ら不動産屋さんでアルバイトをしているそうで、
マイホームの購入をしたいと思っている人の
応援をしたくてこの本を出したようです。

住宅購入の際に知っておきたいことをメモっておきます。

金利1%違った場合の実際の利息額

まず利息について。
家は人生で1番大きな買い物と言われるだけあって
金利も大きくなります。
1%だけでもここまで違うのです。

【前提条件】
・元利均等払い
・借入額3000万
・返済期間35年
金利1.5%と2.5%を比較

金利1.5% → 650万増加 → 金利2.5%

この場合、金利を1%上るだけで650万も多く利息が増えることになります。
年に18万5千円上がる計算です。

変動金利と固定金利どっちがお得?

これは確実に「これ」というのは
誰にもわからないし、ないそうです。
変動するものですしね

ただ世良さんの意見としては
終の棲家と考えるなら固定金利。
売る可能性があるなら変動金利をして金利が安いうちに繰り上げ返済。
がおすすめだそう。

もし悩む場合は10年くらい変動金利で借りて
その後固定金利に変える方法もあるとのこと。

住宅ローン減税について

まずは、国土交通省の「住宅ローン減税」を確認しましょう。

中古住宅を購入の場合は「昭和56年12月31日以前に建築された既存住宅を取得した場合に住宅ローン減税の適用を受けるためには、耐震基準適合証明書等の書類を用意する必要があります。」とあり、
さらにリフォームをした場合は「増改築等工事証明書」を用意しなくてはならないそう。

そして購入前に「この物件は今の住宅ローン減税が使えますよね?」と言質を取るのがおすすめだそうです。