変わり種おにぎり、どっすか?
参照:cookpad
良いけれど、たまには食べたい変わり種♪
本日は、遠足のお話です。
主人公のきみちゃんは、おにぎりを
自分で作ろうとするのですが・・・。
えんそくおにぎり
講談社の創作絵本
あらすじ
今日は、遠足です。
きみちゃんは、だいすきな おにぎりを じぶんで にぎろうと、
エプロンを もって、やって きました。
おにぎり用のご飯は、2種類。
オレンジ色の、ごまとシャケの混ぜご飯と、黄色のあおのりとタマゴの混ぜご飯です。
まずは、お母さんが、お手本を見せてくれました。
くるっ、くるっと、美味しそうなおにぎりの出来上がり♪
さあ、きみちゃんも挑戦です。
遠足のおにぎり、ちゃんと作れるのでしょうか。
感想・ネタばれ
きみちゃんは、お母さんのように握ってみたのですが
あらら、おにぎりは今にもくずれそう・・。
そこで、お母さんはラップを準備してくれます。
きみちゃんは、ラップのおかげで、おにぎりを作ることができました。
きみちゃんは、自分で作ったおにぎりのお弁当を持って、出発。
遠足の場所は、高見山。
ケーブルカーで山の途中まで登ると、あとは歩いて山を散策します。
リスの親子を見つけたり、滝には虹がかかる美しい景色。
吊り橋や洞窟など、冒険要素も満載です。
ところが途中で、きみちゃんは転んでしまい、お弁当がどうなっているか
お昼の時間まで、ずっと心配してしまいます。
最後は、無事だったお弁当にニッコリ。
みんなと仲良く、お昼を楽しんだのでした。
「おにぎり、自分でつくったんだ!」と、友だちに話すきみちゃん。
嬉しそうな顔が、とても誇らしげです。
転んでしまった時は、せっかく作ったおにぎりはどうなったのか
こちらまでハラハラ。
きみちゃんの気持ちに、とても共感してしまいます。
ほんわかと優しいイラストの中に、子どもの挑戦したい気持ちや
家族への思いやり、友達との楽しい時間など
多くの「想い」も描かれています。
遠足の前に読んでみて
きみちゃんのように、親子でおにぎり、挑戦してみてはいかがでしょう。
絵本データ
タイトル | えんそく おにぎり |
作者 | 宮野 聡子 |
出版社 | 講談社 |
サイズ | 27×22㎝ |
ページ数 | 36ページ |
発行日 | 2013年03月29日 |
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