動物だよ。
かわいいね。
どこにいるの?
住んでる国は、
インド、中華人民共和国、ネパール、ブータン、ミャンマ、ラオスだそうだよ。
ラオスには、日本にはいない生き物も色々いるよ。
見てみるかい?
みるー!
ラオス
(ナショナルジオグラフィック世界の国)
絵本紹介
目次
このような内容です。
地理
自然
歴史
人と文化
政治と経済
ラオスの土地には、何千年も前から人が住んでいた。
「ラオス」がつくられたのは、1353年。
ラオスには、住む人々の生命線とも言える大きな川がある。
それは、メコン川。全長は4,100㎞。
367㎞です。
ラオスは熱帯の地域で、雨も多い。
隣接国は、ミャンマー、カンボジア、中華人民共和国
タイ、ベトナム。
感想・ネタばれ
日本では見られない生き物も、多く生息しています。
ちょわい!
(こわい!)
レッザーパンダ、トラ、ウンピョウ、
スナドリネコ、スローロリスなど。
そして、日常生活の中に「ヘビ」がいる。
危険なキングコブラモ。
かわいいね!
メコン川の南の方では、カワゴンドウも見られる。
ラオスの人々は、カワゴンドウのことを「死んだ人の霊」だと
信じている。
なので、ラオスの人が唯一食べない動物だと言われる。
メコン川では、砂金の採取も行われている。
他に栽培されているものは、トウモロコシ、小麦、
キャッサバ、大豆、綿花、茶、コーヒー、香辛料などがある。
ラオスの農民は、国土全体の10%の土地で
作物を育て、生活しているそうです。
ラオスでは、国民の三分の一が、支援なしには生活できない現状で
貧しいイメージが拭えない国ではありますが
国民の生活は、よくなってきています。
貿易が増大してきていること、鉄道の建設が始まったこと
ダム建設の技術が進歩したことなどが、生活を近代的に変えてきているようです。
それでも、学校に通えない子どもは、まだ多くいます。
6歳から14歳までの子どもは
義務教育を受けることに、なっていますが
日本のそれと比べると、あまり実現化されていません。
すべての国が、豊かに平和になってほしいと願う一方
まだ、そこまでの道のりが長い国があることも
知っていきたい現実です。
大人でも為になることが、たくさん書かれた絵本です。
美しい写真が多いので、幼児でも興味をもって
自分の住む国とは違う、他国のことを知る良い機会になると思います。
経済的資産でもある、森や川を守りながら、
経済成長の促進に励む国「ラオス」の、お話でした。
絵本データ
タイトル | ラオス|ナショナルジオグラフィック 世界の国 |
作者 | A・カマラ・ダラル 著 / M・スチュワート・フォックス 監修 |
出版社 | ほるぷ出版 |
サイズ | A4変 |
ページ数 | 64ページ |
発行日 | 2010/7/1 |
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