ハロウィーンの星めぐり
「夜に飛ぶものたち」

デ・ラ・メアの詩「夜に飛ぶものたち」の美しい絵本。
詩の世界と、絵の中での魔女たちの世界と子どもたちのハロウィーンの行事の世界がそれぞれ響きあう、三重構造が楽しい。

岩崎書店/書籍詳細より

絵本紹介

 

 

 

ハローウィンの夜

空を飛ぶ魔女たちの姿が。

 

 

その空の下では

町の子ども達が、ハローウィンの準備をしています。

 

さあ、ハローウィンの夜を見に行きましょう。

 

 

 

感想・ネタばれ

仮装をした子ども達は、さっそくお家めぐり。

 

 

魔女たちは、次々と星をめぐり

空を翔けまわります。

ひしゃく星、りゅう座、天の川・・・

 

 

 

カシオペアのきらめくイスの　あしのあいだ

ふわりうかんで　わらいさけぶ

星めぐりは、続きます。

カシオペア、しし座、そしてオリオンとシリウス。

 

 

オリオン座の下までくると、まわれみぎ。

魔女達は、家へと向かい

子ども達も、ベッドの中。

 

イラストの細かい説明はないので、自分達で想像を巡らせて読むと

更に楽しいかもしれません。

魔女同士で魔法をかけて、カエルに変身したり

魔女が落としてしまった帽子を、町の女の子が被ったり。

小さなストーリーが、散りばめられています。

 

星座が、何種類か出てきます。

町と空と全体像で見れるので

「星座」というものが、まだよく分からない子にも

「星座」のイメージが、掴みやすのではないかと思います。

絵本データ

タイトル	ハロウィーンの星めぐり 「夜に飛ぶものたち」
作者	ウォルター・デ・ラ・メア 詩 カロリーナ・ラベイ 絵 海後礼子 訳
出版社	岩波書店
サイズ	A4変
ページ数	25ページ
発行日	2015/09/30

 

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