エイブラハム・リンカーン大統領とは、どんな人?【名言】

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エイブラハム・リンカーン(1809-1865)

奴隷解放に力を注いだ、米国第十六代大統領。

40歳を過ぎるまでは、無名の人間。

することなすことすべて失敗の連続だった。

 

少年時代

ケンタッキーに住んでいた、開拓者の一家に生まれる。

それは電気、ガス、水道もない時代。

エーブは家事や畑仕事など、両親の手伝いをよくし

真面目な働きぶりが評判だった。

働くことよりすきだったのが、本を読むことで

もっと本の内容を学びたくて、学校へ行く。

 

青年時代

19歳の時、友だちのアレンとニューオーリンズへ。

海賊戦いながらの、船旅だったという。

南部の町に来て、はじめて黒人売買の現場を目撃し、衝撃を受ける。

22歳になり、イリノイ州でひとり暮らしを始める。

知人の雑貨店を任される。

誠実で正直者の人柄のため、町の人々の信頼を得る。

25歳でイリノイ州議会議員に当選。

28歳の時、独学で弁護士の資格をとる。

 

大統領時代

51歳。大統領就任。

主任直後、南北戦争が起こる。

“government of the people,by the people,for the people”

「人民の人民による人民のための政治。」の演説。

南軍が降伏し、戦争は終結するが

南部派により暗殺される。

 

 

名言

今日できることを、明日に残すな
Don’t leave to be made today tomorrow.

もし8時間、木を切る時間を与えられたら、

そのうち6時間を、私は斧を研ぐのに使うだろう。
Give me six hours to chop down a tree and I will spend the first four sharpening the axe

40歳を過ぎた人間は、

自分の顔に責任を持たなくてはならない。
The man who has passed 40 years old has to account for the face.

そのことはできる、それをやる、と決断せよ。
それからその方法を見つけるのだ。
Determine that the thing can and shall be done, and then we shall find the way.

 

 

愛の力

リンカーンは、商店経営、測量士、軍人、弁護士としても失敗した。

そんな彼が、才能を開花させた背景に、一人の女性の存在がある。

四〇歳を過ぎるまでは、することなすことすべて

失敗の連続であった。

実際どこの馬の骨ともわからないひとりの人間だった。

しかし、彼は自分の心の中に眠っていた才能を目覚めさせ、

偉大な経験をすることによって、世界的な著名人になったのである。

その経験とは、悲しみと愛が結びついた感情だった。

彼が真の愛情をそそぐことのできたのはアン・ラトリッジのおかげであった。

悲しみと愛が結びついた感情のおかげで、才能を目覚めさせた。

愛の感情は、信念とよく似た精神状態である。
そのために、愛の力で人間の考えを刺激し、

それを精神的な資産にすることもできるのである。

 

引用:巨富を築く13の条件/ナポレオン・ヒル

度重なる失敗にもめげず

人間が平等に生きることを強く望み、生き抜いたリンカーン。

教訓となる名言も多く、残してくれています。

彼が残した言葉や、歴史書から思うのは
誠実で真面目な、働き者というイメージだね。

そして、読書家。

首都ワシントンには、リンカーンの偉業を記念した建物

「リンカーン記念堂」が建てられています。