小峰一雄さんの「自然治癒力が上がる食事」です。
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虫歯を削らない食事療法
小峰さんは「虫歯は削れば削るほどもろくなり、結果的に神経や歯そのものを抜くことになる。そして健康にも悪影響を及ぼす」ということに気づきました。その一方で自然には治らないと言われている歯にも自然治癒力がああるのでは?と考えてしまう症例にも出会い、従来の治療の在り方を疑問を感じました。
そこで編み出したのが「小峰式完全予防歯科プログラム」というもので、自然治癒力を生かした削らない虫歯治療法・ドックベスト療法を日本で初めて採り入れたそうです。
虫歯や歯周病患者は他にも不調を抱えている?
歯と全身が繋がっているという研究があり、そこから「象牙質内の液体移送システム」(DFT)というものが発見されたそうです。それは歯の中に隅々まで流れている液体とその機能のことで、その液体が正常に流れていると歯や歯周病の修復に役立つそうです。ただ、その液体が逆流すると虫歯や全身の不調に繋がってしまうとのこと。
・ストレス
・運動不足
・ビタミン、ミネラル不足
・薬剤の服用
何に置いても一番の原因になるのが「砂糖の摂取」だそうです。
砂糖を摂取することでDFTの逆流システムにスイッチが入って、つまりは虫歯等が悪化しやすくなる環境になるそうです。
他の3点もだいたいどんな健康法を見ても共通項と言えるでしょう。
血糖値を上げないこと
食事中の血糖値コントロールはダイエット本でも見かけますが、血糖値の急激な上昇は歯にも良くないと小峰さんは言っています。血糖値の急上昇が虫歯の原因と思われる症例に度々遭遇したからだそうです。
そこで「GI値」を意識した食事法を提案しています。
・炭水化物を撮る前に食物繊維を摂取する
・1日の食事回数を減らす
・断食する
。よく噛んでゆっくり食べる
食事の順番を考えたり、食事回数を減らすことで血糖値の急上昇は抑えられます。さらに週一の断食を加えると不要な脂肪やガン細胞が最初に消費されるので、肥満やガン予防にも効果的だということです。
歯の神経を抜くといずれその歯は抜けてしまう?
「虫歯が進行したから神経を抜いた」
有りふれた話のようにこんなことを聞き、これまで生きてきましたがそうではないと??
小峰さんは神経を抜くことは「対症療法」で「原因療法」ではないと言っています。歯の神経を抜くと血流が途絶え歯周病を発症すると。
さらに歯を抜くと他の歯も抜かなくてはならない負の連鎖が始まり、身体の病気を引き起こす要因にもなるそうです。
どの歯を抜いたかによって病気になる臓器は決まっているとも言っており、抜くことが頻繁に聞かれる親知らずも全身の臓器に関連しているようです。
虫歯・歯周病に有効な食事療法
・シュガーカット、シュガーコントロール
・カルシウムを撮らない
・マグネシウムを摂る
・ビタミンを摂る
・オメガ3の不飽和脂肪酸を摂る
・塩分を控えカリウムをたくさん摂る
これらは糖尿病やうつ病、アトピー性皮膚炎にも有効だと書かれています。
歯のことだけではなくガンなどの病気についてもありますが、まとめると上記の6点に収まります。
健康を維持するためには、食生活の改善が第一ということでしょう。