世界最大の珊瑚礁群であるグレートバリアリーフ。
世界最大級の一枚岩ウルル(エアーズロック)。
世界最古の熱帯雨林などスケールの大きな大自然。
地球の息吹を感じる場所として、ハネムーンでも人気が高いオーストラリア。
≪ハートリーフ≫
≪世界遺産での結婚式≫
参照:https://www.instagram.com
本日は、そんなオーストラリアを舞台にしたお話の紹介をします。
ちいさないのち
~最古の大陸、オーストラリア~
絵本内容
オーストラリアの広大な自然と共に、物語は始まります。
とおく、とおくの小さなお星さまの上に、朝のひかりがとどきました。
そのお星さまは、一本の白い木を育てていました。
「おはよう。」
お星さまは、話しかけました。
「おはよう、お星さま。どうして、ここには、ぼくしかいないの?」
「そうね。きみはひとりぼっちでしたね。
わたしが、おともだちを、たくさんよんできましょう。」
かみなりの神さまが現れ、地面の中の「いのち」を目覚めさせました。
雨が降り、山が誕生しました。
そして、虹が現れ「お星さま」に魔法をかけたのです。
すると、「おともだち」が次々と、白い木の周りに集まってきました。
物語の中の「お星さま」は、オーストラリアの大地(地球)のたとえで
「おともだち」として、オーストラリアの動植物が、写真と共に登場します。
作者の相原正明さんは、これらの写真を単に風景としてではなく
地球の素顔として、紹介してくれているのです。
「地球がひとつの大きな生命体だ。」
「そこで生きるものは等しく地球の上で暮らす仲間だ。」と
メッセージが込められています。
まさに、世界最古の大陸オーストラリア。
その魅力溢れる大自然の表情を、お楽しみください。
絵本データ
タイトル | ちいさないのち
~最古の大陸、オーストラリア~ |
作者 | 文・写真: 相原 正明 |
出版社 | 小学館 |
サイズ | 21×24cm |
ページ数 | 40ページ |
発行日 | 2009年10月16日 |
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