新年を迎えて皆さんのお家では、どのようにお過ごしでしょうか。
我が家の小学4年生の娘と、小学1年生の息子は大抵は仲良く遊びますが、急にケンカを始めることもあります。
兄弟なんだから多少そういうこともあるだろうと思いますが、私は弟とケンカをしたことがないので、そんな風に平和に過ごしてほしい気持ちもあります。
そこで今回は兄弟喧嘩の原因の一つに着目して解決案を考えてみました。
兄弟喧嘩
新年早々子どもたちが揉め出しました。
家の中をバタバタと追いかけ回し、悪口を言います。
「トマト!」「キノコ!」と
何故か食べ物の名前を相手にぶつけるのです。
ヒートアップしてくると、手や足も出て、私に怒られるのがオチ。
大概の場合は下の子、息子から娘に余計なことを始めます。
娘が1人で静かに本を読んでいると、話しかけたり、ちょっかいを出し始めたり。
当然娘が嫌がるので、そこで止めれば良いのに、反応されるのが面白いのでしょうか。
鬼ごっこや格闘みたいで楽しいのでしょうか。
そこから喧嘩が始まります。
昨年に何回も見た光景ではあるけど、さすがに今年も引き継いでほしくないので話し合いをしました。
相手の良いところを見てみよう
まずはお互いに相手の良いところを挙げてもらいました。
「賢い」「面白い」「料理ができる」「おもしろい」「やさしい」「かっこいい」
と、娘が息子に対し出した反面
息子は「本を読む」「足がはやい」「絵が上手い」など、長所というより趣味・特技を挙げました。
もう少し何かないのかなと思いつつ、視点はそれぞれだなと流し、今度からの行動を考えることにしました。
娘が「相手が喜ぶとことをする」と挙げてくれたので、共感という言葉と意味を教えました。
子どもたちはよく意見が対立することがありますが、そんな時にも一度は相手の意見も受け入れてみようよと。
話し合いの後
早速、「共感」してみる場面が何度もありました。
テレビにするか、ゲームにするかとなっても、「ゲームも楽しいよね」などと。
反省をして新たな考えと行動をしてみようという姿が見られました。
これからまた時間が経って、こういった話し合いも反省も忘れてしまうでしょうが、何度となく声をかけて促して笑い声が響く時間を過ごしてほしいところです。
息子がひとりでも楽しめる時間を
今回のことからふと気付いたのが、息子がひとりで過ごす時間の必要性です。
生まれた時から遊び相手として姉がいる息子は、1人で過ごす時間を持て余すのかな?
1人で遊ぶと言えばゲームくらい(ゲームも誰かとやりたがる)
1人で本を読むこともあるけど、せいぜい長くて15分20分。
平気で一冊読み終わるまでのめり込む娘とは、やはり時間差があります。
工作やブロックなどもやらせれば、その時は集中しますが、何か毎日でもやりたい趣味のようなものがあると良いかも。
先日、ドラゴンボールのフィギュアを贈りましたが、その時は他のことをしようと言っても「これ楽しいの」と無我夢中で組み立てていました。
それでもひとりで30分ほどで2体組み立ててしまったので、難易度によりますが、他のものはどうなんでしょう。
ただ、毎日フィギュア作りというのも、買わなきゃいけないし現実的ではありません。
プログラミングやブロックもやらせればやりますが、長時間ひとりでやるかというと・・・。
要は方法はなんであれ息子がひとりでも楽しめる時間が多ければ、衝突する回数も減っていくのではないか。
いくつもの「ひとり遊び」プログラムを用意すれば良いのでは・・・
・レゴなどのブロック遊び
・パソコンを使ったプログラミング
・塗り絵やおえかき
・簡単な曲でピアノを弾く
・読書
・工作
・料理
実行できそうなものはこのあたりでしょうか。
息子はわりと料理は好きなので、子どもがひとりで作ることができるメニューがあれば、私も料理がお願いできて一石二鳥。
塗り絵やお絵描きなどは、セットにしてすぐ手にできるように環境を整えておくべきですね。
工作道具もしかり。
最後に
今回は子供喧嘩をなくすために、息子の時間の使い方を考えてみました。
ひとりで何かを楽しむ時間を、大人になっても大切だと思うので、それを知って豊かな人生を歩んでほしい限りです。