オッツオ
お、ウッコ。
テストの調子はどうだ?
テストの調子はどうだ?
ウッコ
あぁ・・
いや、ダメだね。
勉強しても、すぐ忘れてしまうんだよ。
いや、ダメだね。
勉強しても、すぐ忘れてしまうんだよ。
オッツオ
うむ・・・。
それは、覚え方を変えてみるというのはどうだろうか?
それは、覚え方を変えてみるというのはどうだろうか?
ウッコ
覚え方??
記憶のメカニズム
オッツオ
「記憶」というメカニズムは、学習心理学の分野で数多くの
研究がなされてきました。
さあ、記憶のメカニズムを知り、知識の定着に生かしていきましょう!
記憶の過程
私達の「記憶」は、3つの過程からなっています。
①記銘(コード化)
②保持(保存)
③再生(検索)
第一過程 | 記銘(コード化) | 情報をキャッチする |
第二過程 | 保持(保存) | 記憶を定着させる |
第三過程 | 再生(検索) | 記憶を蘇らせる |
オッツオ
まず、第一過程の「記銘」。
この段階では情報の重要度、高感度によって
記銘の成功率が変化する。
ウッコ
好感度?!
オッツオ
そうだ。
例えば、嫌々勉強しているのか、
楽しみながらやっているのか。
ウッコ
ガガーン・・!!!
「短期記憶」と「長期記憶」
オッツオ
次に、第二段階の「保持」では、リハーサルというものが
大事になってくる。
「リハーサル」とは、繰り返して記憶の定着を図ること。
リハーサルを行うことで、すぐに忘れてしまう「短期記憶」から
長い期間記憶が定着する「長期記憶」へ情報が移りやすくなるのです。
学習面では、「長期記憶」が大事になります。
いつでも記憶を蘇らせ、アウトプットすることが可能だからです。
「長期記憶」として定着させるためのポイント
①ある程度の期間を置いて、まめに何度も反復すること
②何か動作をしながら、関連させて覚える
ウッコ
動作?
オッツオ
そうだ。例えば「書いて覚える」「音読して覚える」などだ。
まとめ
私たちは、努力なしにすべてのものを完璧に記憶することは
なかなかできません。
記憶の定着・維持のためには、何度も復習し記銘し直すことなのです。
それに「すきこそもののじょうずなれ」という言葉があるように
好きなものは特に、覚えが早くなります。
オッツオ
何事も楽しんでやれるかどうかも、大きなポイントですね!
ウッコ
勉強を楽しく・・・。
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