「豆腐」。
日本をはじめ、アジアではお馴染みの食材ですね。
( ˘͈ ᵕ ˘͈ )
長寿食と言われる豆腐には、良質なタンパク質が多く含まれています。
それは、原料の大豆によるものです。
大豆には、タンパク質のほかにも脂質、炭水化物、食物繊維、カリウム、カルシウム、
マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、ビタミンE、ビタミンB1、葉酸など
様々な栄養素が含まれます。
脳の活動を活発にし、記憶力の向上などに役立つレシチンなども含まれているため
身体面、学習面にも優れた食材ですね。
本日は、そんな身近な「豆腐」「大豆」について
分かりやすく、学べる絵本を紹介したいと思います。
(*´︶`*)
おとうふやさん
主人公のみっちゃんとお母さんが、豆腐屋さんの見学をするお話です。
固い大豆が柔らかい豆腐になるまでの工程が
子ども目線で、とても分かりやすく描かれています。
豆腐の仲間のおから、油揚げ、厚揚げ、がんもどきも登場し
いつもの見慣れた豆腐の、多様な姿を改めて学ぶことができます。
絵本内容
商店街のお豆腐屋さんで、みっちゃんは大きな桶を見つけます。
桶の中に入っていたのは沢山のマメ、大豆でした。
味見をしてみると、とっても固い大豆。
このマメが、豆腐になるなんてビックリ。
よく見ると店先には、豆腐以外にも
「おから」や「あぶらあげ」なども売っています。
豆腐の仲間だと言うけれど
どんな風に、このマメが変身するのでしょう。
興味を持ったみっちゃんは
翌朝、お母さんと一緒に、豆腐作りの見学をさせてもらうのです。
普段、何気なく口にしている大豆食品に、更に愛着が湧く一冊です。
見どころは、お豆腐の誕生だけではありません。
お豆腐屋さんは、まだ暗いうちから働き始めています。
専用の機械や道具を、慣れた手付きで扱いながら
丁寧に豆腐をつくり、開店の準備をします。
お豆腐屋さんの真剣なまなざし。道具を大切する姿。
「しごと」に対する、大人の熱意も伝わってくる作品です。
絵本データ
タイトル | おとうふやさん |
作者 | 飯野 まき |
出版社 | 福音館書店 |
サイズ | 26×24cm |
ページ数 | 28ページ |
発行日 | 2015/11/5 |
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