こびとの織り成すファンタジーの世界「おたすけこびと」

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なかがわちひろさんと、コヨセ・ジュンジさんの

大人気「おたすけこびと」シリーズ第1作。[/speech_bubble]

 

小さなこびとが、大きな仕事をこなします。

仕事には、子ども達を魅了してやまない「はたらく車」が登場!

実は、街中ではなかなか見ることのできない

特殊な車両も活躍しているんですよ!

更に、よくよくイラストを見ると

またまた小さいストーリーが、秘められているのです。

それは、コヨセさんの遊び心。

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「おたすけこびと」

さあ、ご紹介致します![/speech_bubble]




おたすけこびと

 

 

絵本内容

こびとさんの元に、一本の電話が入りました。

仕事の受注です。

 

「さあ、しごとだ!」

カラフルな衣装に、身を包んだ大勢のこびとさん。

大型重機に乗り込んで、仕事を始めます。

ブルドーザーにショベルカー。

ポンプ車、ダンプカーに、クレーン車。

はたらく車は大活躍。

 

 

運んだり、かき混ぜたりしているモノは

たまごに、バターに、こむぎこ・・・。

 

どうやら、食べ物を作っている様子。

こびとさんにとっては

自分の体より、ずーっと大きなタマゴ。

運ぶのも、割るのも一苦労。

重機を上手く使いこなし、みんなで力を合わせます。

オーブンで生地を焼いて、クリームを塗って。

だんだんと、出来上がってきましたよ。

 

 

最後のしあげは・・・ヘリコプター!

 

 

出来上がったのは・・・。

 

 

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こびとが、人間用のケーキを作る??

それも、重機を使って??[/speech_bubble]

 

メルヘンと重機の融合した作品は、子どもの目を引くこと間違いなし。

繊細に描かれた重機が、更に想像を掻き立てます。

 

見慣れているタマゴや、イチゴが

こびとさんにとっては、ダンプカーに積み込む程に大きな

そんなファンタジーの世界。

 

 

ところで、沢山のこびとさんが登場しますが

よく出てくる子と、一度きりしか出てこない子など

こびとさんにもストーリーがあったのをご存じですか?

 

ここにコヨセさんのメッセージがあるのです!

逆立ちしている子、転んでいる子、手を振っている子

みんな様々なことをしていますが

特に見つけてもらいたいのが

「地面にお絵かきをしている子」!

 

さあ、この子は何の絵を描いているのでしょう。

どうして地面に描きだしたのかな?

 

メインストーリーの他にも

作者が込めたメッセージや、楽しみ方がある。

絵本の魅力を再発見させてくれる作品です。

 

 

絵本データ

タイトル おたすけこびと
作者 文: なかがわ ちひろ
絵: コヨセ・ジュンジ
出版社 徳間書店
サイズ A4判変型
ページ数 34ページ
発行日 2007年02月15日

 




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