子どもの成長のためのスキンシップ

[speech_bubble type=”[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”madre.jpg” name=”トゥーリ”] ばぁば様
子どもを抱きしめたり、なでてあげたりすることって
大事なんでしょう?[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”Bacha.jpg” name=”ばぁば様”] そうだよ。

有名な話としては、オキシトシンというホルモンの
効果が、大きいかもしれないね。[/speech_bubble]

 

愛情ホルモン オキシトシン

皮膚をなでたり、マッサージをしたりすると、脳で「オキシトシン」という
ホルモンが分泌されることが、分かっています。

これは、分娩時や出産後にも働く女性ホルモンでもあります。

オキシトシンは、脳の視床下部で産出され、下垂体後葉に送られ
血中に放出され、ホルモンとして身体の様々な器官に届きます。

 

オキシトシンの効果

オキシトシンの効果としては

・他者との相互作用の促進

・抗ストレス作用

・排出効果

などが挙げられます。
様々な研究では
なでることによって、不安による症状が軽減したり
血圧や心拍数が低下することも、確認されています。

更にオキシトシンは、母性行動を強くする働きがありますが
この効果は、父親にも同様であることが分かりました。

母親が出産してすぐに、父親も赤ちゃんをなでることで
赤ちゃんへの愛情が深まり、育児スイッチが入るというのです!

育児中においても、その効果は絶大で
母親になでられるなど、親の愛情を多く受けた子どものオキシトシン量は
母親の愛情を受けずに、育った子どもに比べて、高いという報告もあります。

 

性格への影響

スウェーデンの保育園や学校で、100人以上の子どもたちを
調査した研究があります。

それは、マッサージを日課に取り入れるというものです。

マッサージは昔から、多くの国で教育や医療の現場で用いられていますが
それを日課に、取り入れてみたところ
マッサージを受けて過ごして子ども達は、マッサージを受けなかった子ども達に比べて
クラスメイト達と仲良くなり、家で不調を訴えることが減少したそうです。

 

乳児期に、親子のスキンシップが多かった子どもは
大きくなっても、攻撃性が低いという研究結果もあります。

オキシトシンは、触れた直後の即効性は少ないものの
繰り返し、オキシトシンを分泌させることにより
その効果が、長期にわたって続くようです。

[speech_bubble type=”[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”Bacha.jpg” name=”ばぁば様”] 幼少期に、両親にたくさん触れられた子どもは
将来にわたって情緒が安定し、攻撃性が低減し
社交性が高まるそうだよ。[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”madre.jpg” name=”トゥーリ”] ええー!!
思っていた以上に偉大なホルモンだった・・!!
意識して子育てしようっと。[/speech_bubble]

 

 

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.